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◆『概念レベルの思考力』とは?
私なりの解釈ですが、このチカラは、以下の2つの要素があります。
1.具体的なことがらを抽象化する能力
2.抽象化されたことがらで、論理展開する能力、及び転用する能力
以下これらを具体例で解説します。
◆抽象化する能力
ビジネスのテーマではありませんが、皆さん経験がありそうな例として引越し先を決めるまでのプロセスを例にあげて説明していこうと思います。折角なので、単に読み進むだけでなく、皆さん自身でタスク設計をしてみてください。
皆さんが引っ越し先を探すとき、最近では検索サイトで様々な条件を入力して、膨大ななかから絞り込んでいきますよね。ここを取っ掛かりにすると、「?種々の条件で検索する→?気に入った物件について、不動産屋に問い合わせる→?内覧する→?条件を最終化する→?決定」というような流れでしょうか?
こういった行動の流れは、比較的簡単に出てくると思いますし、自分の部屋探しであれば、プロセスをこれ以上深く考えることは不要でしょう。
ですが、仮に人からコンサルティングを依頼された場合、このプロセスで進められるでしょうか? そんなテーマありえない、と思う方もいるかもしれませんが、クライアントの会計パッケージ選定をする、などは、同じようなシチュエーションだと思います。
(ココからはちょっとストーリー仕立てで。)
さて、話を戻して、引越し先探しのコンサルティングを依頼されたあなたは、最初の段階で躓きます。「条件」って何でしょうか?仮にWEBで検索できる条件だけを依頼者に問い合わせると、「日当たりとか、他にもいろいろ気になるんだけど、、、」といわれてしまいます。
そこで、まずは抽象化1回目。いわゆる「条件」と言われている、価格・間取り・物件種別(マンション/アパートとか)・最寄り駅からの時間、、、って何でしょう?
抽象化するのに答えがあるわけではないので、あくまでも一例ですが、例えば、仕事っぽい表現にすると、「要件」と「制約事項」。要は、制約の範囲内であり、要件を満たしている物件が、今回見つけるべき物件、というような感じで、思考が進みます。
なので、まずは「要件」「制約事項」の洗い出しを行うことになりそうです。この網羅的に洗い出す、という仕事もスキルが必要なのですが、ここでは話が広がりすぎてしまうので省略します。
依頼者に「要件」と「制約事項」のリストを見せ、ヒアリングに望んだあなたは、「初めての一人暮らしなので、どのくらいの間取りがあれば良いのか、わからない」といったように、具体的な要件が決められない、という事態に直面します。
さて、あなたはどうしますか?
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