簡単に言ってしまうと、上場企業は
・決算発表は正しいですよ
・正しい決算ができる体制になっていますよ
ということを、毎年報告しなさい、ということです。
また、別の場所に、「2008年4月期以降に開始する事業年度から適用開始」とあります。つまり、3月末決算の会社の場合、2009年3月末の決算発表に対して上に書いた報告を行う必要があります。
具体的なことは実務基準に
実質、今の時点で正式に決まっていることはこれだけです。これでは、企業は何を確認して、何を報告すれば良いのか、さっぱりわかりませんよね。その具体的なことは、「実務基準」に書かれる予定で、今のところ、12月頃に公開されるといわれています。実は、この「実務基準」当初は5月に公開するといわれていたのですが、どんどん遅れ、12月頃という状況になっています。
私も以前の仕事でこのようなガイドライン制定に関っていたことがあるのですが、往々にして伸びます。というのも、法の精神を尊重してより厳しく規定しようとする学者側と、企業にとって負担の少ないように規定しようとする産業側の対立ができてしまいます。今回の場合も、同じような状況になっているのでしょうね。
次回に向けて
少し話がそれましたが、要するに、上場企業が具体的に何をするべきか、ということが正式にオープンになるのは、12月頃ということです。今の時点では、法律に書いてあることと、2005年12月に公開された「基準案」というものがあります。
この基準案もわずか28ページしかないようなものですが、この中には、日本版SOX法により企業が何をしなければならないか、大枠が表現されています。
次回は、この「基準案」にもとづき、企業が何をしていくべきか、をお伝えしていきます。
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